2009.05.02
種子島レポート その2
<種子島出張レポートの続きです>>
砂糖はさとうきびからできています。(ビートと呼ばれる甜菜からもできますが)このことは常識的なことですが、実際にどうやってさとうきびから砂糖になるのかはよく知りませんでした。
砂糖を作る製糖工場に入るとまず見えるのがさとうきびの山。
この工場では毎日1,500トンものさとうきびを処理しています。
では365日やっているのかというとそうではありません。
さとうきびの収穫は12月から4月まで。
従って工場の稼働もこの5か月のみです。
私がお邪魔した時は、まさに最後の最後の週でした。
収穫したさとうきびは、まず細かくカットされ、搾汁します。
この搾った汁を沈澱・ろ過した液体を減圧下で濃縮していきます。
この状態のものを固形化したものが黒糖になります。
ここから更に結晶化をして、結晶化したものを再び結晶化前の濃縮液に投入してと結晶化の工程を複数回繰り返します。
結晶化の工程では、遠心分離を使って水分を飛ばしますが、この飛ばされた液体が糖蜜となります。
晴れて結晶化に次ぐ結晶化に残ったものが粗糖と呼ばれるものとなります。
最初にさとうきびが投入されてから粗糖になるまでにまる2日。
1500トンから粗糖が取れるの11%の165トンとなります。
<<続く>>
粗糖を使ったソースの商品紹介の第2弾は特選ウスターソース。
トリイソースでは月末に社員が好きなソースをもらうことができます。
ウスターソースの中で一番人気なのがこの特選です。
ウスター特選720ml (販売は工場直売所又は浜松市内酒屋さん)